【BEST】LE MANS 24h 1980-1989 ル・マン24時間耐久レース 総集編

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1980年代、耐久レースは「燃費競争」の時代へと変革を遂げていった。
スピードと耐久性、さらに燃費をも両立させるという命題を突きつけられたメーカーが、
それぞれの手法で「ル・マン制覇」という回答へと挑んだ。
800馬力、時速400km/hでユノディエールの直線を駆け抜ける、ル・マン最強の時代がここに甦る!

  品番   JANコード   言語   収録時間   ディスクタイプ   画面サイズ   音声
  BB-016   4541799007659   日本語版   596min.   片面1層 10枚組)   4:3   ステレオ



1980年ル・マン総集編 「グループ6 / シルエットフォーミュラの激突」

1970年代終盤からスポーツカーレースで猛威を振るグループ5カー、通称シルエットフォーミュラ。
その代表格がポルシェ935だ。前年、グループ6のスポーツカー勢を破り、ル・マン制覇を成し遂げていた。
1980年、グループ5/IMSAクラスには、最新のクレマーK3仕様のポルシェ935を始め、BMW M1、ランチア・ベータ・モンテカルロ、など大挙エントリー。対するスポーツカー勢はマルティニポルシェ908(実体はワークス936)を筆頭に
ロンドーM379B、ド・キャドネ、ACR、WM、そして日本の童夢がやって来ていた。戦いは雨の中スタート。
935、ロンドー、BMWとめまぐるしくトップが入れ替わる。そして本命マルティニポルシェは雨のあがった4時間目に
                                 トップに立った。しかしドラマはまだ終わっていない。マシントラブル、クラッシュ・・・
                                 24時間の戦いは残り1時間となってトップ2が1周の差になる。そこで再び雨。極限の中で迫られるタイヤ選択。
                                 その先に待っていたのはフレンチカー、フレンチドライバーの劇的な勝利の瞬間だった。



1981年ル・マン総集編 「Cカー前夜 / 新時代への胎動」

翌年1982年から「グループC」カテゴリーの導入が決まり、その先取りとして1981年ル・マンではグループ63L規制が
廃止となった。その結果、第49回ル・マン24時間耐久レースの開催されるサルテサーキットには、例年以上の多種多様なマシンが集った。連覇を狙うロンドーのM379をはじめ、BMW M1、ランチア・ベータ・モンテカルロ、シボレー・カマロ、ド・キャドネ、ACR、WM、そしてポルシェワークスも復帰。 インディカー用の2.65Lエンジンを積んだ936/81を2台エントリーさせた。 その他プライベーターから908、935、917と多彩な車種が勢揃いした。 また日本からも童夢 RL81とマツダRX-7が決勝を走る。レースは、J.イクス/D.ベルが駆るワークスポルシェがノートラブルで勝利。
                                 2位に14周という大差をつけての圧勝劇となった。イクスはル・マン最多勝利記録を更新する5勝目を挙げた。



1982年ル・マン総集編 「新時代の寵児 / ポルシェ956登場」

記念すべき第50回 ル・マン24時間耐久レースは、新レギュレーションのグループC規定で争われた。
ポルシェを筆頭に、ロンドー、WM、フォード、ローラ、マーチ、ザウバー、童夢など28台のCカーが集結。初年度に限り旧レギュレーションのグループ4、5、6の出場も認められ全55台での戦いとなった。日本からもマツダのRX-7がIMSA/GTXクラスで参戦、総合14位で初の完走を成し遂げた。注目はいち早くグループC用の新型マシン956を開発したポルシェ。新しくスポンサー契約を結んだロスマンズのカラーリングで3台が出場した。燃費を計算しスピードを抑えるポルシェを抑えレースリーダーに立ったロンドーは、漆黒の闇の中エンジントラブルでストップ。ヨーストの936Cも残り
                                 1時間半でリタイア。その結果、イクス/ベル組を先頭にワークスポルシェ956が圧巻の1・2・3フィニッシュを決めた。
                                 これによりイクスは最多勝利記録を6に伸ばした。最強のスポーツカー「ポルシェ956」、鮮烈のデビューレースが
                                 ここに甦る。



1983年ル・マン総集編 「Cカーバトル / ポルシェ vs ランチア」

前年の覇者ポルシェ956、フェラーリV8ターボエンジンを搭載したランチアLC2。その他WM、ロンドー、ザウバー、フォードなど、Cカーバトルが本格化した。 中でもポルシェは、前年の優勝マシン956をプライベーターにも供給し始め、ワークス3台を含む計11台の956が出場した。レースは本命イクス/ベル組のワークス・ポルシェ1号車が2周目に追突をされピットイン、大きく後退してしまう不運に見舞われた。その結果、レースリーダーに立ったのはワークス・ポルシェ
3号車。レース終盤までノートラブルで走りそのまま何事もなく終わるかと思われたが、残り2時間を切り突如トラブルが発生。しかしステアリングを握るホルバートはオーバーヒートで白煙を上げながらもなんとかマシンをゴールラインまで
                                 導き64秒差の僅差で逃げ切った。 また、新設されたCジュニアクラスでは、片山義美/従野孝司/寺田陽次朗の日本人
                                 トリオのマツダ717Cがクラスウィナーに輝いた。



1984年ル・マン総集編 「ヨースト、クレマー / プライベーターの躍進」

ポルシェワークスが参加をボイコットしたことで、唯一のワークス参加となったランチアに期待が掛かる。予選ではプライベート・ポルシェ勢を抑えてフロントロウを独占した。 しかし、熟成の進むポルシェ956は予想以上に強かった。 相次ぐトラブルに見舞われワークス・ランチア勢は後退を余儀なくされた。 替わって首位に立ったのはヨーストポルシェ7号車。彼らは開始1時間でトラブル、一時は30位まで後退したが、その後着実な走りで遅れを取り戻し、最後は2位に2周差をつけてチェッカーを受けた。 この勝利でポルシェは通算9勝目となり、フェラーリの持つ最多勝利に並んだ。 さらにワークス欠場にも関わらず、この年ポルシェ956は8台がトップ10に入り、その実力を見せつける形となった。
              またこの年は、1964年のEタイプ以来久しぶりにジャガーの名前が復活したことも特筆すべき点だ。



1985年ル・マン総集編 「ポルシェ vs ポルシェ vs ポルシェ」

1985シーズン、FISAは1年遅れで燃費規制の強化を実施、燃料の総使用量は15%カットされた。この措置に、前年不参加だったワークスポルシェも怒りをおさめ、956のロングホイールベース仕様の962Cで復帰した。 対するは前年の主役達、ヨースト、クレーマー、ブルン、リチャードロイドといったカスタマーポルシェ勢。スピードではワークスが有利だが、独自の進化を遂げたカスタマー956がその安定性で立ち塞がる。 予選を制したワークス・ポルシェだったが、1年のブランクは大きく、トラブルが相次ぎ後退を余儀なくされた。優勝は、レース3時間目から首位の座を守り通した前年度チャンピオン、ヨーストの956。ラッキー7カーは、同じマシンでのル・マン連覇を成し遂げた。
              それは、1968/69年フォードGT40以来ル・マン史上3度目の快挙だった。
              この年、初出場のトヨタは、中嶋悟/関谷正徳/星野薫の日本人トリオが12位で見事完走を果たした。



1986年ル・マン総集編 「ル・マン覇権 / 王者に挑む」

1986年、ワークスとして正式にジャガーがカムバックを果たし、イギリスのトム・ウォーキンショウ・レーシングがチームを任された。また、メルセデス本社のバックアップを受け、V8ターボ・エンジンを搭載したザウバーC8にも注目が集まった。 さらに、日本からマツダ、トヨタに続く第3の挑戦者として日産も名乗りを上げ、王者ポルシェに挑んだ。 一方、迎え撃つポルシェ勢も万全な体制でル・マンに望む。 首位争いは、シュトゥック組のワークス・ポルシェ、そして前年優勝のヨースト・ポルシェ。 2台の差は午前1時の段階でわずか0.4秒しかなかった。 期待されたジャガーは、マシントラブルに泣き相次ぐリタイア、完走する事は叶わなかった。 レースの行方を左右したのは、午前3時過ぎに起きた惨事、
              クレマー・ポルシェのクラッシュだった。 ペースカーが入りスロー走行を強いられたことでヨースト・ポルシェのエンジン
              が悲鳴をあげた。これにより、ワークス・ポルシェは3年振りの勝利を手に入れた。



1987年ル・マン総集編 「ポルシェ / ジャガー頂上決戦」

1987年、チャンピオンシップで開幕4連勝を飾り勢いに乗るジャガーは、前年の発展型XJR-8を3台サルテ・サーキットに送り込んだ。 対するポルシェは、ワークスとプライベート合わせて11台の962Cで迎え撃った。 その他、ザウバーから新型のC9が2台、日本からはトヨタ、日産、マツダが2台ずつ出場した。 レース序盤、ポルシェ陣営を襲った相次ぐエンジントラブル。原因は粗悪ガソリンによる異常燃焼だった。対するジャガーは中盤までほぼノートラブル、圧倒的有利と思われた。 しかし、その後トラブルの頻発に泣き5位が最高位となった。 勝者は、圧倒的不利な状況で孤軍奮闘したワークス・ポルシェ17号車。 粘りの走りが実を結びポルシェの連勝を7と伸ばした。 2位には地元フランスのプリマ
              ガスの962C、3位も同じチームのクーガーが占めた。 日本勢では、24時間走り抜いたのはマツダ757の1台だけ
              だったが、日本車として初めての一桁入賞7位でフィニッシュした。



1988年ル・マン総集編 「ビッグキャット31年ぶりの雄叫び」

前年のチャンピオンシップを圧倒的な強さで制しながら、ル・マン制覇を阻まれたジャガーは1988年「必勝」の体制でル・マンに望んだ。 一方、この年のチャンピオンシップにワークスチームを送っていなかったポルシェもル・マンには3台の962Cを送り込んだ。 さらにこの年、メルセデスは正式にモータースポーツへの復帰を発表、晴れてザウバーはワークスチームの仲間入りを果たした。 ところが、予選中に原因不明のトラブルがあり安全を優先した結果、決勝への出場を取りやめた。 戦いはポルシェとジャガーの一騎打ちの様相を呈した。 激しい攻防を繰り広げ迎えたレース終盤、ラマース組のジャガーは最後まで食い下がるシュトゥック組のポルシェを振り払った。 5332.790kmを走破したジャガー2号車
              は、5万人にも及ぶ応援団の大歓声の中、31年振りのル・マン制覇を成し遂げた。 予選の健闘で期待された日本勢は、
              トヨタの12位が最高位だったが、参加9台中6台が完走した。



1989年ル・マン総集編 「メルセデス復活 / 熱狂のル・マン」

1989年ル・マン24時間耐久レースは、多くの自動車メーカーが面子を賭けてぶつかり合い、かつてない盛り上がりを見せた。 前年の覇者ジャガーは連覇を狙い4台のXJR-9LMを投入。 ポルシェはワークスの参加は打ち切ったが、プライベートチームに対して積極的なサポートを行った。特にヨーストチームの1台は、ワークスチームの元監督ノルベルト・ジンガーが指揮を執り、ハンス・シュトゥックとボブ・ウォレックがドライバーを務めるワークスの影武者的な存在だった。 さらに、これまでザウバーを陰からバックアップしてきたメルセデスがついに表舞台に姿を現した。
伝統のシルバーのマシンカラーがその本気度を物語っていた。目まぐるしくトップが入れ替わる激戦を制したのは、
              メルセデスのマス/ロイター/ディケンズ組。37年振りの優勝をシルバーアロウにもたらした。
              日本勢もマツダが7、9、12位と好成績を収め、日産がレース中盤に4位をキープしたりと競争力を上げてきた。
              また、この年は日本人ドライバーも数多く出場し、日産、トヨタ、マツダの国産勢の他、プライベート・ポルシェに
              乗るなど合わせて17人を数えた。



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