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伝説のレーサーたち「生と死 / 極限のF1バトル」
「生と死 / 極限のF1バトル」
「伝説のレーサーたち」という映画をご存知ですか?
今年の春に全国6館の映画館で上映されたF1を題材にした映画です。
実はこの作品、あの「ラッシュ/プライドと友情」の製作総指揮を担当した
ナイジェル・シンクレアなる人がプロデュースした本格F1ムービーなのです。
海外での評価を調べてみると、AMAZON.UKでは80人のレビューで平均4.3点と非常に好評価を得ています。
そんな良い作品が日本では殆ど知られていないという残念な状態です。
ということで、ユーロピクチャーズはこの「伝説のレーサーたち」という作品のDVDとBlu-Rayを取り扱うことに致しました。
そして、今年4月に発売した「1976 ハントvsラウダ グランプリ史上最大のライバル」。
この2作品に共通するテーマが「生と死/極限のF1バトル」。
その時代を駆け抜けたヒーロー達の生き様を描き出しています。
今回はスペシャルコンテンツとして、そんな「伝説のレーサーたち」の世界を紐解いていきたいと思う。
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「当時は、5年レーシングをしていれば、3分の2の可能性で死んでいた」
サー・ジャッキー・スチュワート
ファン・マニュエル・ファンジオ
1950年代に活躍した伝説のチャンピオン。
5度のワールドチャンピオンは2003年にシューマッハに抜かれるまで46年間も最多を誇っていた。
この頃は殆ど安全対策などなく多くの死者を出していた。
<収録作品>
50Years of Formula One Onboard | ファンジオの貴重なオンボード映像を収録 |
ヒストリー オブ モーターレーシング 50年代 | ファンジオの輝かしい戦歴が記された貴重な一枚 |
ジム・クラーク
1960年代を席巻したのは、ロータスのコーリン・チャップマンに見いだされF1デビューを果たしたジム・クラーク。
1965年には、史上初めてインディ500とF1タイトルの同時制覇を成し遂げた。
しかし1968年、ドイツのホッケンハイムリンクで開催されたヨーロッパF2選手権で事故死してしまった。
当時のマシンにはシートベルトが装着されていなかった。
<収録作品>
チーム・ロータス 栄光への軌跡 | ディスク3「the Legend of Flying Scot」はジム・クラークの軌跡を追った作品 |
ヒストリー オブ モーターレーシング 60年代 | ジム・クラークやグラハム・ヒルが活躍した60年代のグランプリシーンを収録 |
高速フライングバトル | 1967年難攻不落のサーキット「リンク」を駆けるクラークの姿が甦る |
ジャッキー・スチュワート
1960年代から70年代に活躍したドライバー。3度ワールドチャンピオンを獲得した。
1973年をもって引退を決意するが、最終戦の予選時に自身の後継者として認めていたセベールが事故死してしまう。
自身の引退レースであり通算100戦目のメモリアルレースであった最終戦を欠場しそのまま引退した。
また、スチュワートは安全問題について積極的に発言しており、サーキットの設備改善やフルフェイスヘルメットの普及などを訴えたことでも知られている。
<収録作品>
ジャッキー・スチュワート | 70年代最強のチャンピオン、その栄光の軌跡を紐解く |
JPSロータス栄光の軌跡 | 1973年のF1をロータスの目線で追った作品。ロータスから見たライバルスチュワートとはどのような存在だったのか |
50Years of Formula One Onboard | ブランズハッチのオンボード映像をスチュワート自らの解説入で収録 |
Formula One 1971 | スチュワート2度目の王座獲得の軌跡 |
Formula One 1973 | スチュワート3度目の王座獲得の軌跡。壮絶なラストは必見。 |
ヒストリー オブ モーターレーシング 60年代 | スチュワートのデビューから初の王座獲得までが詰まった作品 |
ヒストリー オブ モーターレーシング 70年代 | F1黄金期といっても過言ではない70年代の戦いが集約された一枚。 |
ニキ・ラウダ
3度の世界王者に輝いたニキ・ラウダ。
映画「ラッシュ」でも描かれたハントとの壮絶なチャンピオン争いは伝説だ。
軌跡のカムバックを果たしたことは勿論だが、最終戦の大雨の富士で「リスクが大きすぎる」と自らリタイアした決断こそ特筆すべきことだ。
<収録作品>
1976 ハントvsラウダ | グランプリ史上最大のライバルの戦いを描いたドキュメント映像 |
ジェイムズ・ハント | 最大のライバル、ハントが語る1976年F1の真実 |
ヒストリー オブ モーターレーシング 70年代 | F1黄金期といっても過言ではない70年代の戦いが集約された一枚 |
フェラーリ センセーショナルレッド | 1976年ニュルブルクリンクでの事故シーンを収録 |
Formula One 1975 | ラウダ初の王座獲得の軌跡を収録 |
Formula One 1976 | F1史上最もスペクタクルなシーズンを完全収録 |
Formula One 1977 | ラウダ2度目の王座獲得のシーズン |
HISTORY OF GRAND PRIX 1981-1989 | 引退からカムバック、そして3度目の王座獲得まで |
アイルトン・セナ
史上最速のF1ドライバーの呼び声高く、3度のタイトルを獲得。
1994年サンマリノGPでの事故死は世界中が驚愕した。
この事故は、その後のF1の安全対策に大きな影響を与えた。
セナの死後20年が経過したが、その間に死亡事故が一件も無くなったことは、
セナの死というものがどれだけの影響力があったかを物語っている。
<収録作品>
HISTORY OF GRAND PRIX 1981-1989 | セナF1初勝利の様子を自ら解説など、貴重な映像が満載 |
HISTORY OF GRAND PRIX 1990-1998 | プロストとの確執、マンセルとのバトル、そしてサンマリノでの事故、その全てを収録 |
50Years of Formula One Onboard | 1989年日本グランプリ、鈴鹿のオンボード映像を収録 |
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